ラテラルパスとバウンドパス
ラテラルパスとバウンドパスの解説とコツについて書かれています。
基本的にラテラルパスは、相手のディフェンスを崩すために使われます。上手いこと相手を惑わすことができれば効果はバツグンです。
そしてもうひとつ、バウンドパスはDFが上半身より上のパスを意識している時に有効です。空いた脇や足元を狙って味方にボールを通していきます。
ラテラルパス
内から外に腕を振り、ひじと手首を使ってボールを離すパス。
ゴール方向に足を踏み出していることを意識!
ラテラルパスはいかにディフェンスに攻めてくると思わせるかが重要です。1対1を仕掛けてくる、シュートを打ってくると勘違いさせることで相手は寄ってきて、ほかの味方のマークが薄くなります。そこでラテラルで素早くさばけば簡単に守りを崩すことが可能です。
Point!
腰の位置でキープしておくようにします。もしボールを下にしてしまうと、パスが通るまで無駄な時間が加算され、ディフェンスの体勢を立て直すタイムを与えてしまいます。さらに相手との接触でファウルを取られ、スムーズなオフェンスができなくなってしまうこともあります。
Step up!
そうすることで相手に予測をさせず、より惑わすことができます。ただ、無理にしてしまうと、動きが遅くなってかえってパスカットをされやすくなるので、スピードのある動きからできるようにしておきましょう。
パスする側は広い視野を持ち、味方の位置を常に把握しておくことが大切です。
バウンドパス
ポストへのパスでよく使われます。ラインエリア付近のディフェンスの意識は上にいっているため、足元を通すポストパスは非常に効果的です。弾みすぎたりするだけでもポストのシュート争いに影響を及ぼしてしまいます。なので、しっかりと正確に放れるようにしておきましょう。
Point!
高く保持しておくことで、ディフェンスはボールを追うため意識が上にいき、バウンドパスが通しやすくなります。そのスキを狙ってコンパクトに放りましょう。
ポストがキャッチしやすいようなパスを出すことが大事です。
せっかく通ったパスも、位置が悪かったらシュートまで持っていくことがむずかしくなります。低く遠くを意識してポストにバウンドパスを落としていきしょうね。
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